ピュテアス|イギリス生活

展望台イーグルズ・ネスト|古代の森ウィンドクリフ・ウッド

5月の終わりのことになりますが、

ウェールズのチェプストウ(Chepstow)近くにある古代の森、ウィンドクリフ・ウッド(Wyndcliff Wood)を訪れました。

ウィンドクリフ・ウッドは、ワイ・ヴァレイ・ウッドランズ(Wye Valley Woodlands)の一部で、展望スポットのイーグルズ・ネスト(Eagle’s Nest)があります。

ローワー・ウィンドクリフ(Lower Wyndcliff)アッパー・ウィンドクリフ(Upper Wyndcliff)に駐車場があり、そのどちらからも、イーグルズ・ネスト・トレイル(Eagle’s Nest Trail)へ入っていくことが出来ます。

Lower Wyndcliff の駐車場にある看板
ピンク色の点々が、Eagle’s Nest Trailです

駐車場の反対側に見える細道を少し登っていくと・・・

岩壁へ突き当たり、別れ道が。

自然のままの美しい岩壁と、そこからこぼれ出るような緑たちに生命力を感じる

ウエールズ語と英語で、

←:cymedrol/moderate(緩やか)
→:anodd/strenuous(険しい)

と書いてあります。

同じ道をどちらから周るかということなので、距離はどちらも2km、所要時間は1時間です。

私たちは、右へ進みました。

傾斜があります。

階段など、ちょっと大変なところもあります。

急な階段は下りるのも注意が必要ですが、上りを避けたい場合は、スタート地点から左手へ、またはもう一つの駐車場「アッパー・ウィンドクリフ」から入ると、緩やかなコースとなるようです。

とはいえ、古代からつづく森林はものすごく綺麗で癒されるので、それほど疲れを感じません。

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中間地点へ着きました。

一気に視界が開けて気持ちいい

更に登ります。

「イーグルズ・ネスト」までは、365段の階段があります。

ビューポイント「イーグルズ・ネスト」に到着しました。

先ほどの中間地点よりも高い場所から、同じ方向が見渡せます。

イングランドとウェールズを繋ぐ、セバーン橋(Severn bridges)も見えます。

ここ「イーグルズ・ネスト」は、1828年にボーフォート公爵(Duke of Beaufort)のために作られました。

19世紀当時、このようなドラマチックなビューポイントが流行していたそうです。

森の中を進み、イーグルズ・ネスト・トレイルを一周します。

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一周してスタート地点へ帰ってくると、イーグルズ・ネスト・トレイルはおしまいです。

ビューポイントだけでなく、森林と自然の美しさに感動しっぱなしでした。

機会があれば、ぜひ訪れてみてほしい森の一つです。

秋も美しそうですね。

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